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アルトブログ

2019.11.19

生理に伴う症状 <ニキビと便秘>

みなさん こんにちは

前回に引き続き「生理に伴う症状」について、ニキビと便秘でお悩みの症例をご紹介いたします。

なぜ、生理前になるとニキビが出来やすくなったり、便秘傾向になるのでしょうか?

それは、排卵後、子宮内膜を厚くするホルモン「プロゲステロン」の分泌が影響しているからです。


プロゲステロンの作用により
・皮脂の分泌を活発にするのでニキビができやすい
・腸管内の水分を体内に取り込むために便秘になりやすい
・腸の蠕動運動の低下により便秘気味になる
・偏食になりがち、イライラして甘い物を欲する
・生理前のホルモン変動が大きく自律神経のバランスを乱す
などの体の変化が起こります。


また、生理前にニキビや湿疹が出て肌が荒れるのは、肌が子宮を守るために老廃物を外に出そうとすることから起こる症状だと考えられています。

女性ホルモンの変化により、自律神経が乱れて腸の動きが悪くなると、頑固な便秘や腹痛を伴う下痢などの過敏性腸症候群になります。
便秘=毒素の停留 お肌と内臓の働きがお互いに影響しています。



< 症例  便秘とニキビ >


生理前になると下腹部痛を伴った便秘になり、生理が始まると便秘は解消される。
顎と首の境目あたりにニキビができる。他の部分はめったに出来ない。
数は多くないが芯のある赤ニキビ、痒みがあることも。
生理の一日目は下腹部に鈍痛があるが薬を飲むほどではない。

視診:下あご周囲と広頚筋に赤ニキビ  額・頬などにはニキビ無し
腹診:左下腹部に硬結があり、臍下は冷えている

触診:胸椎の椎間と胸最長筋・腰最長筋にトリガーポイント
   大腰筋、多裂筋、仙棘筋はそれぞれ下腹部へ響く感じがあるとの事
   足先の冷え(ご本人いつものことであまり気にしていない)


施術まずはうつ伏せで背腰部の、特に下腹部に響くトリガーポイントに刺鍼
   ズーンとする感覚がありその後腹鳴が起きた
   下腹部は臍の下とその両側の硬結部に刺鍼、赤外線で温めた
   さらに恥骨上部の冷えに臍灸を乗せて保温
   足先の冷えは内くるぶしの(三陰交・照海穴)に刺鍼
   お顔のニキビ(炎症)はニキビの芯の部分に向けて刺鍼
   炎症を抑える手の合谷穴
   足を温め始めると上昇していた血流が全身に巡る感じとの感想

施術後は腰が軽くなり全身がポカポカする
    お腹が柔らかくなった感じ
    留まっていたものが流れるような、と表現されていました。


ご自身は日常的に水分補給と適度な運動(腹式呼吸を繰り返す腹筋運動)を継続。
冷えの対策として、自宅ではシルクの五本指ソックスの着用。

その後の変化として、まずは便秘傾向が少し改善され、赤ニキビが出来にくくなった。(⇒ニキビについては美顔鍼での章で詳しくご案内致します)
炎症が落ち着いたので、手で触れることも少なくなり、気持ちも明るくなったご様子です。


これから年末年始に向け、仕事が忙しくなり外食の機会も増えてしまいますが、
日々のケアの一つに鍼灸マッサージで体調管理のお手伝いが出来れば嬉しく思います。



はり・きゅう・マッサージ治療院alto  
柳田