ACCESS イメージ

alto BLOG
アルトブログ

2019.08.20

妊活にむけて

みなさん、こんにちわ
はり・きゅう・マッサージ治療院altoの柳田です。

婦人科の施術例をご紹介させていただきます。

「妊活」を始めて婦人科での検査結果で、「実年齢より卵子の元気がない」と指摘され
鍼で改善したいとご相談がありました。

卵子の活動低下の原因は
・冷え  ・ストレス  ・食事の偏り  ・生活環境
などが挙げられます。

それらに対して鍼・灸・マッサージは
・血液の循環を良くすることで、基礎体温を上げる
・栄養をたくさん含んでいる血液を子宮に送る
・副交感神経を高めることでストレスの解消
が期待できます。

ご相談の患者さんは、元々、生理中の下腹部の鈍痛と、右股関節が引っかかるような違和感がある。
月経前緊張症や生理不順はなく、経血も正常。
治療にあたり、腰・臀部・下腹部・下肢を触診すると臀部の冷えがありました。
ご本人に自覚なく、施術者の手が温かく心地よく感じるとのこと。
大殿筋、梨状筋、中殿筋、下肢の後脛骨筋、下腹部のトリガーポイントに主に刺鍼し、冷えの強かった臀部にはお灸を施しました。
置鍼中から身体の力が抜けてリラックスされており、施術後は全身ぽかぽかしていると血流の改善がみられました。
その後、生理後⇔排卵前(卵胞期)と、排卵後⇔生理前(黄体期)の 施術を繰り返し、
日常では、冷えに対して湯船に浸かる、岩盤ヨガ、食事の見直し、睡眠サイクルの改善に徹しておられました。

婦人科の検査では、前回よりとても良い数値が現れたということです。

鍼灸やマッサージだけの効果のみならず、ご本人の継続的な努力があっての結果だと思います。
授かることが一番の望みであることは言うまでもありませんが、
ご自分のお身体と向き合う大切な時間を過ごせたことも大事だと思います。
私たちが施せる手技がきっかけになり、少しでもお役に立てれば嬉しいです。


はり・きゅう・マッサージ治療院alto   柳田